2013年12月17日、蒲田の新店「麺屋 図南(となん)」へ。
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2013年12月13日の金曜日にオープン^^; 場所は麺屋かまたの跡地。RDBのレビューが高評価で、気になっての訪問w

入店すると、まず券売機で食券購入です。主なメニューは鶏パイタンラーメン750円、魚香る醤油ラーメン700円、塩ラーメン700円、手作りワンタン200円、チャーシューご飯200円(訪問時売切表示)。
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オーダーは、RDBで高評価の「魚香る醤油ラーメン」にしました。

ってか、RDBの記事では「超特濃魚介らーめん」と「魚香る醤油らーめん」の2本立てでしたが、この日はこってりの「鶏パイタンラーメン」と、あっさりの「醤油ラーメン」・「塩ラーメン」の3トップに変更になってました。

R0021360食後ですが、屋号の由来を聞きました。

それによると、中国の故事からとったもので、「南で覇を成す」という意味があるそうです。 
後で調べたところ、「図南の翼」という諺があり、意味は、
『大志を抱き、大事業を興そうとする計画のこと。「図南」は南にいくことを企てること。大鵬が壮大な翼を広げて南海に飛び立つという、『荘子・逍遙遊』の寓話に基づく。 』
だそうです。(《故事・ことわざ・四字熟語》 辞典より引用)

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店内は、厨房前に真っ直ぐなカウンター6席。

麺屋かまたの時は、厨房を囲む五角形型カウンター11席だったので、大幅にリフォームされてますね!?

19:20頃入店で、先客無し後客1。

厨房にはだいぶお若いと見受けられる店主さん、一人で店を切り盛り。


店内には、三河屋製麺の麺箱がありました。 

R0021366BGMは東京FM。

箸は割り箸。

卓上調味料は胡椒。 

そして待つことしばし、「魚香る醤油ラーメン」完成でーす♪
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R0021378シンプルで飽きの来ないデザインの白い丼で登場。

具は海苔2枚、鶏チャーシュー、きざみ白ねぎ、小松菜、味玉半個。
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R0021397スープは、さらさらの清湯醤油味。

熱々での提供で、魚の風味はさほど感じられません。

タレも極薄味の調味で、素材の持味を活かしたチューニング。

最初は物足りなく感じられますが、食べ進むうちに徐々に旨味が増してきて、じわじわと沁みてくるタイプです。
スープがほどほどに冷めると、香ばしい風味が立ち上がって来て、後半加速度的に美味しさが増してきます。

R0021386麺は三河屋製麺のストレート中細タイプ。

ディフォでやや固ゆで。

低下水でサクサクした食感。

なかなか美味しいですが、もう少し柔茹ででもイイかもしれません。

R0021399具では、メンマが省略されていますが、違和感はありません。

鶏チャーシューは皮付きで表面が炙られています。

下味がほとんど付いていなくて、皮の部分は美味しいですが、風味と食感を楽しむタイプ。

味玉も薄味ですが、いい塩梅で旨し。

後味も良く、何より食後感がとてもいいです。しみじみ美味しかったと言える、そんな一杯でした。濃厚という「鶏パイタンラーメン」も気になります。また、一生懸命さが伝わってくる店主さんで、応援したくなりました。頑張って下さい!ごちそうさま!

麺屋 図南 (437/’13)

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