2011年11月3日、東京ラーメンショー2011の2日目。釜石ラーメンのれん会 こんとき五福星に続く 3杯目は、気仙沼 新かもめ食堂にしました。
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気仙沼出身の「ちばき屋」店主千葉憲二さんが地元の復興のためにプロデュース。今回創りだしたレシピを地元の人に譲り、「食と職」を支援しようというプロジェクト。

新かもめ食堂を紹介する千葉さんの言葉 『新かもめ食堂にようこそ
RIMG0167.JPG 生まれて初めて食べた中華そばのそれはそれは美味かったこと。
あの味だけは今でも忘れられないな。
親父の後ろにくっついていて食堂に入るとたまらなくいい匂いがするんだ。
おばちゃん二人が忙しそうに働いてたな。

目の前にラーメンが運ばれてきてどんぶりの中、のぞき込んで  湯気に目をしばたたかせて親父のほうを見たら  のびないうちに早く食べな、って。
後は夢中で最後まで。

場所は俺の故郷、気仙沼さ。
ああ、「かもめ食堂」って名前だった。
もちろん、今はもうないんだけど、
そう、だからさ、
あの感動をみんなにも味わってほしくってさ。
それで今日は特別にこの見せ、オープンしたんだ。ま、ゆっくり食べてってよ。
きっと、懐かしい味がするからさ。』

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新かもめ食堂のお提供メニューは、「気仙沼潮ラーメン」

『帆立と鱈干しを丸二日間塩漬けし、水、酒、昆布を合わせた特製のかえしが決め手の潮味。

鶏ガラベースに鱈干しを加えたスープが中太麺との絶妙な調和となり、気仙沼特産の秋刀魚の香油も食欲をそそります。

一日も早い気仙沼復興を祈りながら一所懸命つくります。』

ブースの前では、千葉さん自ら接客に当たっています。記念撮影をお願いしたら、快く応じていただきました。
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そして、気仙沼 新かもめ食堂の「気仙沼潮ラーメン」完成でーす♪
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具は、海苔、ナルト、メンマ、チャーシュー、ネギ。

RIMG0161.JPG 半透明のスープは、大変淡白で淡麗な塩味。

秋刀魚風味の香味油も、ほんのり香る程度で影響は控えめ。

何一つ突出するものがない、まろやかで優しい滋味溢れる味わい。

インパクト勝負のイベントラーメンの中にあって、異色の上品な一杯。

繊細な味わいでかなり美味しいのですが、連食の順番によっては味がしないと感じるかも^^;

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麺は、ストレート中細タイプ。

啜りやすい麺で、一見薄味のスープも麺と合わせるとその良さが一層引き立ちます。

ほのぼのとする味わいで、とっても美味しい一杯でした。気仙沼市への出店が早く実現するといいですね。ごちそうさま!

東京ラーメンショー2011 (364/'11)

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