2011年7月13日、荻窪の新店「ビンギリ」にやって来ました。
2011年5月9日オープン。担々麺の専門店ですが、勝浦担々麺が美味しいとネットで評判。
先日勝タン元祖の店「江ざわ」で食べて、その美味しさに感激。その味が忘れられず、はるばるやって来ました(^_^;)
店主さんは、大成食品で麺を担当していた方が独立したとか。
麺彩房での厨房経験もあり。
そのため、麺は大成食品製を使用。
店名のビンギリは、勝浦で店主さんのお父さんが営んでいた別の店の屋号を引き継いだとのこと。
「ビンギリ」=「瓶切り」だとか!?
店の場所は、荻窪駅北口から青梅街道を西進。
四面道交差点を右折して環八の左側を北進。
まもなくあります。
駅から約1km、徒歩10分強といったところでしょうか?
営業時間は、PM5:30〜AM2:00。
夜のみ営業と、城東方面から向かうには、ロケーション的にもタイム的にもややハードル高し。
入店すると、まず券売機で食券購入です。
麺メニューは、担々麺だけで4種類。
濃厚ゴマ坦々麺(スープ少なめ)700円、坦々麺(スープ多め)700円、勝浦タンタン麺(激辛)800円、汁なし坦々麺(ちょい辛)700円。
他には、ラーメン800円。
お店的には、「濃厚ゴマ坦々麺」がイチオシ。
オーダーは、やはりこれが気になる「勝浦タンタン麺(激辛)」にしました。
店内はカウンター4席、テーブル席は2人卓x2。
20:00頃入店で先客2、後客0。
厨房には店主さん、一人で店を切り盛り。
BGMは、ソウルミュージック。
画像は、券売機横にあった多分手作りのショップカード。
着席して食券を渡すと、「よろしかったらどうぞ」とサービスのシューマイ。
これ下味バッチリ、何もつけなくても柔らかジューシー美味! 思わず、ビアが欲しくなる美味しさでした!
卓上の様子。
調味料は、自家製と思われる「エビ辛味」、酢、ラー油、醤油、胡椒。
箸は、割り箸。
そして待つことしばし、「勝浦タンタン麺(激辛)」完成でーす♪
器は、スタンダードな「反丼」タイプ。
具は、きざみ青ネギ、ニラ、炒め玉ねぎどっさり、挽肉もかなり大量に沈んでいます。
表面には、花椒タップリ。
レンゲは白い先割れスプーン状態で、思わずラーメンフォークを思い出してしまいました(笑)
このレンゲの形状は、麺を啜るためではなく、スープをあまり掬わず挽肉を拾うための物かと。
穴あきレンゲと同じ用途と思われ。
スープは、ラー油タップリ、香辛料大量(笑)
鶏ベースの清湯スープと思われますが、激辛と謳うだけあってかなりの辛さと痺れ感。
そこに玉ねぎシャリシャリした食感と甘さが加わって、どうにも止まらない後引く辛旨の波状攻撃。 江ざわはもっとラー油が辛く香ばしいですが、こちらは香辛料で痺れ感が強いシフト。 これは辛くて美味しい!ヤミツキになりそうです!(笑)
麺は敢えてそうしているのか、かなり柔目のゆで加減。
そのため、スープとラー油・香辛料のまとわりつきが大変良く、麺とスープの一体感があります。
麺固崇拝者にはオススメできないゆで加減ですが(笑)、このメニューではこれがいいバランスで、美味しくいただけます。
途中で卓上の「エビ辛味」を足すと、海老風味が広がって辛さに深みが増します。
痺れ感良く辛さと旨味のバランスもナイスで、かなり美味しく満足の完食。担々麺好きなので、他の担々麺も気になるところ。ごちそうさま!
担々麺 ビンギリ (223/'11)