2011年7月2日、勝浦式坦々麺発祥の店「江ざわ」にやって来ました。
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hi-snowさんじたろうさんと行く千葉ツアー、自家製麺 ばくばく@木更津の後に訪問。

勝浦式タンタン麺、通称「勝坦」とは、醤油ラーメンベースに玉ねぎとひき肉をラー油・唐辛子で炒めたものがトッピングされた、独特な辛いラーメン。 四川担々麺のように、胡麻や芝麻醤は使われません。

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千葉県勝浦市で根付いた地ラーメンで、勝タン元祖がここ「江ざわ」。

勝浦で創業するも、ご主人がお亡くなりになり一時閉店。

2代目が、鴨川にてお店を再興。



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鴨川といっても外房の海沿いではなく、内房鋸山と外房鴨川の中間地点の山の中。

徒歩でアプローチ可能な最寄り駅は無く、車でないとアクセスが困難な山合いのロケーション!

実際勝浦にある勝タンのお店で、一番人気のはらだには以前訪問したことがありましたが、元祖のこちらには今回初訪。

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入口前には「よしず(葦簀)」がかけられていて、正面からでは暖簾が見えず><

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よしずの横から暖簾をパシャリ。

暖簾には、青い生地に白地の文字で、「江ざわ」の屋号と、
『行きによろうか
帰りによろか
どうせよるなら行き帰り』の文字。

土曜日の13時頃到着で店内満席外待ち4組10名強。混雑時、中で名前を書いて外で待つシステム。

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約50分後に入店。

店内は、4人卓x2。小上がりが左右にあって、テーブル席がそれぞれ数卓ずつ。

厨房には店主さんと女将さんかな?

ホールは、おばちゃん1名体制。

BGMは、TV放送。


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券売機は無く、食後厨房からの商品受渡し口レジで後会計制。

会計コーナー(?)脇には、震災義援金募金ボトル。

忘れないうちに、早速募金。

主なメニューは、担々麺800円、中辛850円、大辛900円、冷し担々麺800円、ラーメン500円、タンメン700円、カレーライス700円、炒飯700円、他。
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オーダーは、ご期待に沿うべくお約束の「担々麺(大辛)」で(笑)

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カレー・焼肉・チャーシュー・豚キムチといったミニ丼各350円も、ラインナップ。

そして待つことしばし、「担々麺(激辛)」完成でーす♪
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丼は、オーソドックスなタイプ。

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具は、トッピングとして大量の白髪ネギ。

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ラー油炒めの玉ねぎとひき肉もたっぷり。

RIMG0254.JPG 激辛仕様のスープは、どこまでがラー油でどこからがスープか判らないほど、ラー油が厚い層を成しています。

そして味は、もちろん辛さもありますが、「焙煎」という表現がハマりそうな香ばしい風味とコクがあり、とても美味しいです。

同行者にも激辛担々麺が好評で、激辛指定によるラー油大増量が、風味と旨味を格段にアップさせた感じです。

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麺は、中細縮れ麺。

スープとラー油との絡みも良く(笑)、なかなか美味しいです。

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旨ウマで汁完。

完食した丼には、「まいど」の文字w

ちなみに全汁したのは、ワタシではありません(^_^;)

こちらは、h-snowさん注文の辛さノーマル「担々麺」。スープの色が、激辛とはまるで違います。
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辛さと炒め玉ねぎの甘さがバランスした一杯。ひき肉がいい味出しています。これはこれで美味しいですが、「焦がし」的アロマは、激辛に分があります。

じたろうさん注文の「冷し担々麺」。麺もスープも冷たいつけ麺スタイルの一品。
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辛さ控えめで酸味の効いたスープは、暑い日でもスルスルといただけます。

そして今回大絶賛だったのがじたさん注文の「炒飯」。
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パラリとした仕上がりで、細切れチャーシューもたっぷり入っています。

傍らに添えられているスープは、レトロ感あふれるあっさりとした醤油味。

激ウマで、炒飯の基準としたい一品。

これ、また食べたい!(^^♪

勝浦担々麺元祖の味を確かめに聖地巡礼のつもりでしたが、想像以上に美味しくて、満足度高し。次回千葉ツアー時には、またコースに組み入れたい一軒でした。ごちそうさま!

担々麺の店 江ざわ (208/'11)

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