2011年7月2日、木更津の新店「自家製麺 ばくばく」にやって来ました。
2011年5月1日オープン。若い二人の兄弟が故郷に凱旋出店した気鋭の新店。オープン直後から話題で、遅ればせながらようやくの訪問。
店主さんは、名店中の名店 麺屋 七彩で修行後独立。
なんと若干20歳!
お兄さんは、せたが屋出身で経験豊富とのこと。
店名の「ばくばく」は、店頭看板正面看板にある通り、「麺」の「麺」を「麦」に変えた「麦麦」という造字から。
自家製麺ということで、「麦」へのこだわりが感じられます。
この日は、hi-snowさん、じたろうさんと千葉ツアー。
アクアライン経由で、川崎から木更津まで一気に東京湾横断。
混雑覚悟で早めに出発したところ、思いの外空いていて開店1時間前に到着
見事1番海苔〜!
ってか、早杉(^_^;)
定刻に開店!入店すると、まず券売機で食券購入です。
メニューはあっさり醤油らーめんと、こってり濃厚つけめんの2本柱。主なメニューは、醤油らーめん680円、濃厚つけめん750円、さらにトッピングバリエーション。ランチタイムサービスチャーシューごはん200円。
つけめんは、並200g、中300g同料金。
一時期14:00からの限定で、G系ガッツりメニューを提供していたようですが、TV出演後かなり忙しくなり仕込みが間に合わないため、限定は休止中。その代わり、7月6日(水)から、夏季限定冷やしメニュー提供開始予定とのこと。
店内は、カウンター7席、4人卓x1、2人卓x1。
開店時、後客4名。
その後、チラホラ来店。
厨房には、話題の大和田兄弟。
BGMは、ビートルズ。
店内入って左側は、外からも見えるガラス張りの製麺室。
麺箱には、誇らしげに「自家製麺 ばくばく」の文字。
製麺室壁面掲示の「あきない」にまつわる話
商売=笑売=勝売≠傷売=消売、かなり含蓄に富んだいいい話。
卓上の様子。
箸は、割り箸。
卓上メニュー。
卓上メニュー裏、麺・スープ・タレ・チャーシュー・メンマの解説。
そして待つことしばし、「醤油らーめん」完成でーす♪
あ
具は、メンマ、笹切り白ネギ、チャーシュー。
チャーシューは肩ロースで、低温調理されたピンクレアで大判なタイプが1枚。
柔らかく美味!
メンマは長ーい穂先メンマ。
こちらの柔らかさも天下一品。
スープは雄の丸鶏、煮干し・鰹節等の魚介系、牛出汁をブレンドしたトリプルスープ。
当然、無化調。
弓削田の生醤油2種類をベースに独自に火入れして完成させたカエシと相まって、クリアーで滋味溢れる味わい。
このスープは、しみじみと美味しいですね〜!
麺は、国産小麦3種類+全粒粉で打った自家製麺。
細ストレートで、実にしなやか。
喉越しも抜群に良く、素晴らしいスープとのコンビネーションで完成度の高い1杯。
こちらは、じたろうさんの「味玉醤油らーめん」
味玉を箸で割ったところをパチリ!
中は程よい半熟加減で、美味しそう!
そして、じたろうさんとシェアした「濃厚つけめん(並・冷盛)」
つけめん専用に、らーめんとは異なる小麦粉2種類で打った太麺。
12時間以上炊いた豚骨スープに魚介出汁をブレンド、牛脂を加えてコクを出したというつけ汁。
店主さんのお話では、開店当初よりも材料を増やしてコッテリ度をアップ、油感を減らしたとのこと。
つけ汁の中の具は、メンマ、材木型に切られたばら肉のチャーシュー。
スープはもちろん、メンマ・チャーシューも、らーめんとは真逆の濃厚シフト。
味は、前評判通り油感が強くインパクトのある味わい。
濃厚というよりも、油脂の力によるコッテリとしたシフト。
ワタシは面白い味付けだと思いますが、人によっては油ギッシュ過ぎると感じるかも。
麺を食べ終えたら、魚介出汁の清湯でスープ割り。
コッテリなテイストが、スープ割りで和風にシフト。
サッパリ感がアップして、美味しいです。
食後、店主さんとちょっぴりおはなし。 My箸を洗っていただいて、どうもスミマセン。
らーめんは、その完成度の高さにビックリ!つけめんは、面白いチューニングで好き嫌いが分かれそう。とまれ、木更津までやって来て食べる価値のある1杯なのでした。ごちそうさま!
自家製麺 ばくばく (207/'11)