久々に沖縄そばが食べたくなり、こちらのお店へ。

沖縄料理専門店「やんばる」です。訪問日は、9/4です。
このお店は、JR新宿駅から徒歩3分、あの「笑っていいとも」で有名なスタジオアルタのすぐ裏手にあります。
沖縄料理の有名店は、東京都内にも数多くありますが、ここはファーストフード店スタイルで最も入りやすく、
また、その安っぽい見かけとは裏腹に、実に本格的な沖縄料理が楽しめるお店です。

ちなみに「やんばる」とは、山原(やんばる)と書き沖縄本島の名護市以北で山や自然が多く残っている地域を指します。

「沖縄そば」とは、沖縄地方に伝わる、本土の中華そばのような麺料理です。
「そば」という呼称で呼ばれますが、蕎麦粉は一切(ほとんど)使われず、小麦粉でできたうどんに近い麺です。
沖縄では、沖縄そばのことを「沖縄すぱ」、あるいは単に「すぱ」と呼ぶようです。

また、10月17日を「沖縄そばの日」といいます。
これは、沖縄が本土復帰後、一時期「沖縄そば」という呼称が一切禁じられたのですが、古くから親しまれ、愛されてきた呼称を存続させようと運動により、

昭和53年10月17日に公正取引協議会から「沖縄そば」の呼称認定を得られたことを記念しています。
「沖縄そばの日」の日は、県内の専門店が、特別メニューを実施したりサービスを行ったりしています。

というわけで(!?)、ショーケースを拝見です。



(かなりヘタクソな映し方ですが、)最上段に、オリオンビールと各種民芸品が飾ってあります。
最下段は切れていますが、「ゴーヤチャンプルー定食 980円」「麩チャンプルー定食880円」です。

券売機です。

オーダーは、ベーシックに、券売機左端の「ソーキそば」880円にしました。
※ラーメンメモです。
 一般に食券機設置のラーメン屋さんでは、最もスタンダードで売れ筋のメニューを最上段左端に設置します。
 例えば、上左から順に「ラーメン」「ネギらーめん」「「チャーシューメン」などのように配置するのが一般的です。

カウンターに着席して、食券を渡します。

沖縄そばがラーメンの分類に入るかどうか、諸説ありますが、ラーメンガイドブックにも沖縄そば専門店が取り上げられている例もありますので、ここでは、ラーメンとしてカテゴライズしています。

着席後デジカメの露出などを調整していたら、あっという間に「ソーキそば」完成です。

ちなみに「ソーキそば」の「ソーキ」とは、豚のスペアリブのことです。
もう一つ有名な汁そばに「ラフティそば」があります。「ラフティ」とは、豚の角煮のことです。

スープは、関西系のうどんの汁にちょっぴり似た、最初は味が薄く感じます。

ただ、ダシはしっかり出ていて、具のソーキの油も溶け出してきて、物足りなさは感じません。

具は、ネギとかまぼこです。

沖縄そばの基本に忠実ですね~。

麺は、見た目うどんですが、うどんよりもパキパキした食感です。

ソーキ、でっかいです。

これが、しっかりと味が付いていて、とても旨いです。骨付き肉なので食べづらいところはありますが、やはり豪快にガブリと行くのが美味しい食べ方です。

本店は、牛丼チェーンチックなカウンターのみのお店で、お洒落には縁遠い雰囲気です。
しかし隣接する2号店は、落ち着いた雰囲気のテーブル席主体で、のんびり沖縄料理が楽しめそうです。
味も雰囲気も沖縄ライクで(プライスは新宿モードですが)、手軽に本格的な料理が楽しめて、いろいろなメニューを試したくなる、そんなお店でした。

沖縄ふるさと伝統料理やんばるの公式HPはこちらです。

沖縄そば やんばる

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