今回は、首相官邸に最も近いラーメン屋さんをご紹介します。お店の名前は「支那麺 はしご 赤坂店」です。

この場所は、まさに内閣総理大臣官邸が目と鼻の先です。店舗写真左手、地下鉄通気口(?)の後ろにちらっと見えるのが首相官邸です。

実は、訪問日は9/3です。安倍前首相が突然の辞任表明を行ったのが9/12ですので、実食日にはまだ日本の総理は安倍さんでした。当時は、まさかあんな形で総理を退陣するなんて思いもよりませんでした。福田内閣が発足したのは9/25です。ぼちぼち政局も安定したようなので、当記事、ようやくリリースです。

レポに戻って、赤坂のこの周辺は、首相官邸、国会議事堂などが近いため、警官や装甲車による物々しい警備が常時行われています。そのため、この店舗撮影も、不審者として職質&逮捕・連行されるのではないかと冷や汗ものでした。


とりあえず入店、店内は半円のカウンターが厨房スペースを取り囲むようなレイアウトです。

卓上の様子です。

テーブルには、昆布・シソの身入りの刻みタクアンが常備されています。これが、後で大活躍します。

メニュー(表)です。

このお店は、坦々麺専門店です。こちらでは坦坦麺と書いて「だんだんめん」と読ませます。

メニュー(裏)です。

オーダーは、一番人気、基本の「坦々麺(だんだん麺)」900円、大辛にしました。
店内のどこにも掲示がありませんが、実は辛さ指定が出来ます。「中辛」「大辛」「大辛の大辛」かな?
辛さ指定により値段の違いはありません。

あと、サービスライスの有無を聞かれます。
ここでは、ライスは必須です。ほっそりしたOLさんも、必ずライスを指定します(笑)

最初に、ライスが到着です。

まず、卓上の無料取り放題細切りタクアンをのせます。このタクアンで食べるご飯も美味しいです。
あ、ライスは何杯でもおかわり自由です。

ちょっと待って「坦々麺(だんだん麺)」完成です。

目にも鮮やかなオレンジ色のスープに、細くて白い麺が泳いで、麺上にはチンゲン菜とチャーシューが乗る典型的なタンタン麺のビジュアルです。

スープは、ゴマの風味が程良く、辛さも鮮烈で癖になる旨さです。

ただ、通常のタンタン麺(?)とは異なり酸味と苦みが加味されてそのバランスも良いです。
山椒や五香でしょうか?、このメニュー、独特の不思議なテイストがあり美味しいです。
たんたん麺ではなく、だんだん麺と呼ぶのも、他にない独自の味があってこそではないでしょうか!

麺は極細でしなやかなコシのあるもの。

シコシコと食べやすく、美味しいです。

チャーシュー、少々小さい目ですが、味はしっかりとしてこれもイケます。

で、タクアンライスですが、麺を食べ、スープをいただいて、タクアンライスを食べると、一瞬辛さが和らげられ、絶妙に旨いんです。
これは、止められません。

あっという間に完食でした。

退店時、警官に呼び止められないかとちょっとおっかなびっくりでした。
政治も問題が山積で混迷を極めていますが、総理官邸のお膝元で、日本の将来に想いを馳せながらいただく坦々麺、ちょっとスリリングでお勧めでーす!

※「支那麺 はしご」、店舗は、銀座本店、銀座八丁目店、入船店、谷中店、新小岩店などがあります。
 また姉妹店に「よかろう」というお店が、虎ノ門、六本木、霞が関などにあります。

支那麺 はしご 赤坂店

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