仕事で移動の途中に横浜でランチです。駅から程近い麺場 浜虎へやって来ました。
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訪問日は、2009年8月28日です。
近隣は風俗街で夜はかなり怪しい雰囲気ですが、早めのランチなので無問題です(^_^;)

店頭掲載のお店自体の薀蓄です。
R0029727.JPG 『「ラーメン」発祥の地 横浜
嘉永六年、ペリーの浦賀来航に始まる開国により多くの中国人も渡航し、やがて中国人街を形成していく。ここ横浜の地にも。
時は流れて明治中期。横浜で彼らが供していた中華麺は日本各地に派生し、独自の「ラーメン」へと大きく発展を遂げる。
今日、北海道の味噌から九州の豚骨まで多種多様の展開を見せるご当地ラーメンには今や郷土食の風格さえ漂う物も少なくない。

ここ横浜のご当地らーめんというと豚骨醤油のこってり味をイメージされる向きが多いが、麺場浜虎ではあえてルーツである中華料理の技法を取り入れる事にこだわった。その為、ラーメン店での修行を経た上で日本屈指の中華料理の名店に入り試行錯誤を繰り返しながら長期間のメニュー開発を繰り返しながら行ったことがある。
遠回りをしたかも知れないが端的に言ってこれが良い仕事を生んだ。ルーツたる中華料理の香りを活かしなが他に類を見ないラーメンを完成することが出来たのである。』

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この日は、じっとしていても汗が吹き出してくるほどの暑い日だったため、初訪ながら「冷やし中華〜ハマトラstyle〜」を注文しようとするもなぜか券売機で「×」印。

お店の方に確認したところ、、まだ仕込が出来ていないとの事でした○| ̄|_

それではと次を物色。主なメニューは、醤そば680円、黒豆納豆醤そば780円、活力醤そば780円、塩鶏そば830円、塩ねぎ鶏そば980円です。
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オーダーは、ディフォの醤そばにしようと思いましたが、暑かったのでスタミナ補給にと「黒豆納豆醤そば」(780円)にしました。納豆嫌いな方、ごめんなさい!^^;
ちなみに(後で知ったのですが)、「活力そば」はモロヘイヤがトッピングされるとの事でした。

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工事現場をイメージしたという店内は壁のコンクリートがむき出し、天井には足場を模したパイプ縦横に走っています。

スタッフの服装はツナギにキャップ、ここは工場かと見紛うほどでs。

席は厨房を囲む凹字型カウンター20席、奥にはテーブル席もありました。

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カウンター上には冷えひえのジャスミンティー、暑い日には嬉しいですね!  

そして待つことしばし、「黒豆納豆醤そば」完成でーす♪
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「黒豆納豆醤そば」は、基本の醤油ラーメンである「醤そば」に下味が付いた納豆をトッピングしたものです。

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具は、海苔、水菜、刻みネギ、メンマ、丼の中央にはどーんとタップリ挽き割り黒納豆、

チャーシューは、鶏モモ肉を使った鶏チャーシューです。

丼に顔を近づけると、香ばしい納豆の香りがいっぱいに広がります。  
 
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 スープは鶏がらベースで、出汁がしっかりと効いています。

ベースは上品で上質なスープながら、ニンニクがパンチを加味してかなりガッツリパンチのある味わいです。

薬膳っぽさもあり不思議な味わいですが、後引く美味さがありますね。

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麺は中太でウェーブのあるもの。

固めの茹で加減でモチモチ感もあり、美味しいです。
 
横浜家系でも神奈川淡麗系でも無く横浜固有のサンマー麺でもないオリジナリティ溢れる一杯でした。
次回は、スープをダイレクトに味わえる塩味を試してみたいです。ごちそうさま!

麺場 浜虎



お店のデータは、ラーメンバンクをご覧下さい。

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