2009年12月16日、東京醤油ラーメンを代表する名店春木屋が、中目黒駅至近に支店をオープンさせました。
新店舗の店名は、『東京荻窪中華そば 春木屋 めんめん』です。
吉祥寺店、郡山分店に続く3つめの支店(閉店したお店は除く)です(ちなみにラ博店は、本店直営ではなく郡山分店からの出店です)。
春木屋のプレスリリースによると、屋号につけられた『めんめん』には特別な思いが込められているそうです。
「綿綿」:長く続いて絶えない様のことで今まで60年の歳月を経てきた歴史を大切にし、これからも続けていきたいという思い
「面面」:各々の人、めいめいと言った意味でお客様一人一人またスタッフ一人一人を大切にしていきたいという思い
「麺麺」:中華そば専門店の命ともいえる麺、この麺に込められた思い
開店前から新店にかける熱い思いがひしひしと感じられて、オープン当日に早速駆けつけました。
お店は、中目黒駅そばに最近建った中目黒アトラスタワーアネックス1階にあります。
中目黒アトラスタワーアネックスは、なんんと駅徒歩2分の45階建て超高層マンションです!
で、春木屋めんめんがあるのは、アトラスタワーと橋で繋がったアネックスの方です。
「アネックス」とは、「別館」の意味ですね。
ただ、春木屋めんめんは山手通からは建物の裏手になるので、ちょっとだけ分かりづらいかもしれません。
11:30頃到着で外待ちなし、ラッキー!
店頭には祝花がいっぱい。
一風堂、博多ふくちゃんラーメン、井出商店、龍上海、けやき、らーめんの千草。
支那そばや、ロックンロールワン、すみれ、えるびす、蜂屋、やはりラ博が多いです。
ひとつだけ離れたところにあって見落としそうだったのが、ちばき屋。
何故に逆向き(お店向き)に展示?(笑)
10:30開店で行列が出来ていたそうですが、オープン待ちは一段楽したと見えて、この時間(11:30)は、先客6名程と空いていました。
店内は、中央が分かれたカウンター8席、コーナーテーブルが5人掛け1卓、3人掛け1卓、2人掛け1卓です。
厨房には調理担当4名、ホール担当2名。
BGMは、イージーリスニングでした。
着席すると、お冷とウェットナプキンが提供されます。
箸は洗い箸と割り箸で、選択可能。
卓上調味料は、酢、胡椒、七味でした。
お店に券売機は無くメニューを見て注文、食後レジにて会計方式です。
主なメニューは、中華そば750円、しお中華そば800円、昔中華そば750円、つけめん850円です。本店よりは、安めの価格設定(笑)
オープン記念でしょうか?「開店トッピング」とのことで、トッピングがどれでも2品で100円でした。
オーダーは、やっぱこれでしょうということでスタンダードな「中華そば」(750円)にしました。
店内壁面には、荻窪本店の古いセピア調の写真が飾られていました。
ちなみに、荻窪本店は写真撮影禁止なので、ご注意を!
そして待つことしばし、「中華そば」完成でーす♪
春木屋といえば東京醤油ラーメンの代名詞ともいえる存在です。そしてあまりにも有名なのが春木屋理論。
『お客様は時代とともに舌が肥える。味の質を高めていって初めて、“変わらない味”と評価される』というもので、昔から変わらない美味しさと言われ続ける為に、常に味を向上させていくと言うものです。
具は、海苔、メンマ、チャーシュー、刻みネギと、東京ノスタルジックな極めてオーソドックススタイル。
スープは、煮干しがかすかに香る懐かしくもレトロ感のある醤油味。
でもシンプルな醤油ラーメンって、こんなに美味しかったっけ!?と感心させられるほど、じんわりと沁みる味わい。
とても美味しいです!
が、この日のスープは開店初日ということもあってか、以前ラ博で食べた時と比べてかなりアッサリ目なシフトに感じました。
麺は、まるで手打ちのような強いウェーブの付いた中細タイプ。
自家製麺ですよね?
この麺、美味しいです!
チャーシューも大版で食べ応えありました。
とても美味しかったです!満足の完食。
食べ終えてふぅと一息ついたところ、ポンと肩を叩かれ振り返ると、あ!ぼぶさんぢゃナイスかぁ!(笑)
どなたかに会うと思ってましたが、つい先日東京らあめんタワーでお会いしたばかりですね!(^_^;)
と、しばし歓談(笑) そのうち混んできたので、ワタシはお先に退場。
会計時、次回使える250円割引券を貰いました。
「しお中華そば」や「昔中華そば」も気になるので、また来たいです。
ごちそうさま
東京荻窪中華そば 春木屋の公式HPは、こちらです。