今回のお店はこちら、高田馬場の二代目海老そばけいすけさんです。
最近東京駅ラーメンストリートの二代目けいすけ海老そば外伝で、伊勢海老ビックバーンなラーメンを提供して評判となったお店の母店です。
毎年夏恒例となったサプライズ満載の冷やしが今年も6月15の週から提供開始とのことで、やって来ました。
訪問日は、6月26日です。
2007年夏の限定冷やしメニューは、冷やし海老そばNeoでした。
2008年夏の冷やしは、紀州南高梅の冷やしらーめんでした。
そして、2009年夏の冷やしは、「シトラス・ライムの風 生姜のグラニテと辛子のムース添え」(800円)です。
入店すると、まずすぐ左にある券売機で食券購入です。
オーダーは、「シトラス・ライムの風 800円」のボタンをポチッとします。
久々の二代目けいすけさん、前回訪問が2008/6/16なので本当に1年ぶりです。
BGMは、なっなんとマイケルジャクソンさんでした(T_T)
そして待つことしばし、「シトラス・ライムの風 生姜のグラニテと辛子のムース添え」完成でーす♪
大型のワイングラスかブランデーグラスを斜めに切断したような、特徴的なガラスの器で登場です。
正面から見ると、こんな感じです。
醤油味ベースの冷たいスープに麺が入って、スープにはタップリのライムとレモンが浮かんでいます。
具は鳥のささ身、糸唐辛子、細かく裁断されたみょうがも沢山入っています。
冷製スープは、サッパリとした醤油味ベースで出汁の旨味が効いています。
冷たいスープですが、冷やし中華のような酸味は無くゴクゴク飲めるタイプです。
そして、レモンとライムが爽やかな風味とスッキリとした酸味を加えて、実に美味しいです。
また、スープにいっぱい浮かんでいる茗荷が清涼感をアップさせるのに効果的に作用して、この時期にピッタリの美味しさです。
具の鶏ささみも、アッサリとしたスープにマッチ。
麺は、平打ちの軽くウェーブがついたタイプで、弾力性のある食感でどことなく冷麺チックです。
そんな特徴的な麺が冷製スープに良くあって、美味いことこの上なしです!
途中で辛子のムース(左)と生姜のグラニテ(右)を加えて、味を変えて楽しみます。
辛子のムースは、ピリリとした刺激が加わって、面白い味になります。
生姜のグラニテですが、グラニテとはフランス料理で供されるシャーベット状の氷菓です。
そのままで少し食べてみると、本当に生姜のシャーベットでした。
そのままでもスッキリとして旨かったのですが、生姜のグラニテを入れたら、爽快感が一気にパワーアップ、最高に美味しく味変しました。
過去、いろいろな冷やし麺を食べてきましたが、今回の「シトラス・ライムの風」は素晴らしい美味しさ、傑作的な完成度でした。
つくづくけいすけ店主の偉才に脱帽、参りました。ごちそうさま!
お店のデータはこちら。 『ラーメン店けいすけ店主のブログ』は、こちらです。