本日のお店は、「ラーメン中本」です。訪問日は、2007年12月5日です。ごめんなさい、かなり古い記事です。
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「中本」というと、「蒙古タンメン中本」を思い出す人が多いと思いますが、こちらは、有楽町にある歴史的なお店、「ラーメン中本」です。

創業昭和二十七年(1952年)、何と創業55年という老舗です。


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もともとこちらのお店は、有楽町スバル座のすぐ近くにオープンしました。

有楽町スバル座は、1946年国鉄有楽町駅そば開業の、当時「帝都唯一のロードショウ劇場」というふれこみで、一時大ブレークした洋画専門館です。
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その有楽町スバル座は、1953年、「ラーメン中本」開業の翌年、残念なことに火災で焼失しました。

その13年後、1966年、有楽町ビルヂングとして、(当時としては)高層ビルが有楽町駅前に建設され、有楽町スバル座とラーメン中本は、それぞれ3FとB1Fに入りました。
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(ちょっと写真が小さいですが、)写真中央のレトロな小さい広告塔が、有楽町スバル座の看板です。

そして、「ラーメン中本」は、有楽町ビルヂングB1で、リーマンを中心に、今でも根強い人気を誇るラーメン店として営業しています。
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入店すると、入口左の券売機で食券を購入します。12時台に訪問したので、店内大混雑、券売機行列も出来ました。なので、券売機画像と、店内撮影は遠慮しておきました(汗)

オーダーは、「盛り合わせラーメン(小盛)」720円にしました。「盛り合わせラーメン」とは、いわゆる全部乗せに近い感じになります。
また、このお店は「小盛」が「普通やや多め」となります。うっかり「大盛」を頼むと、量が多くて大変です!

店内は、昭和な雰囲気が充満しています。別に古びた小道具がこれ見よがしに陳列されているわけではなく、お店自体と働いていらっしゃる方々のオーラが昭和なのです(笑)

お冷は、確か10年前寄った時もそうでしたが、紙コップで提供されます。
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省資源が叫ばれる昨今、これはいただけませんが、むかーしからの慣わしってことで(汗

少し待って、、「盛り合わせラーメン(小盛)」完成でーす♪
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いつものデジカメで、いつも通りに撮影したのですが、写ったフォトは、なぜだかとてもノスタルジックな色彩でした。

スープは、牛骨と鶏がらから取ったもので、かなりあっさりとした醤油味です。
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牛骨も主張は穏やかで、やや癖があるものの、言われなければ牛骨とはわからないくらい、サッパリとした口当たりです。

麺は、うどんを想起させるような太さでコシもありとても美味しいです。
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手元にある文芸春秋の「ベストオブラーメン in pocket」1989年版によると、当時としては異例の太さの麺だそうです。

盛合せラーメンの具は、海苔、たっぷりメンマ、でっかいモモ肉チャーシュー3個、ネギ、ゆでモヤシ、三つ葉、ゆで玉子です。
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チャーシューは、デッカイですが固いです。でも味は良く、また、肉を噛みしめる感じがなかなかいいです。

シャキシャキのモヤシも、スープに合って美味しいです。
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三つ葉は、「盛り合わせ」ではないディフォのラーメンにも必ず、トッピングされています。こちらのラーメンのシンボルだそうです。冬期は三つ葉が結構値上がりするそうでが、頑張って欠かさず入れているそうです!
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固茹で玉子もなんだかほっとする美味しさです。コリコリメンマは、とても懐かしい味で、これだけでも美味しいです。

昭和ノスタルジー溢れる店内で味わう、レトロなラーメン、決してブレイクすることはありませんが、廃れることも無く時々無性に食べたくなる懐かしい味、たまにはいかがでしょう?

ラーメン中本