今回は、高田馬場の名店「渡なべ」に来ています。店舗外観は、どう見てもラーメン屋には見えません。

落ち着いた土壁のような壁面で、派手なのぼりなどどこにもありません。一見すると高級料亭のような雰囲気も感じられます。

このお店は、ラーメンコンサルタントの渡辺樹庵さんが自らの名を冠して、2002年4月にオープンさせたお店です。

渡辺樹庵さんとは、全国2000軒以上のラーメンを食べ歩いたつわもの。ラーメン好きが高じて、多数のラーメン店をプロデュース、いづれも繁盛店という業界の天才です。
以下、氏がプロデュースしたお店の一部です。
  瞠@池袋
  中華蕎麦 ぷかぷか@中目黒
  らーめん 天空@横浜
  嘉藤@所沢
  らぅ麺じゃらんじゃらん@大久保
  北かま@神保町
  蔵六@品川(品達)
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店内入ってすぐ右に券売機があります。

オーダーは夏季限定の「冷しら~めん」800円にしました。
 ※ごめんなさい、後で確認したところ、このメニューは8/31までの提供とのことでした。
  掲載が遅れてしまいました(>_<)

店内は、カウンターのみ10席です。

卓上は、シンプルです。

作る工程を見ていたのですが、器に冷製スープを注いで麺をゆでる間、器ごと冷蔵庫で冷やしていました。念が入ってます。
後客のラーメンが出来あがる中、しばしの辛抱です。

「冷しら~めん」完成です!

ガラスの器が奇麗で、いかにも涼しげです。

まず、スープは白濁した鶏ベースの冷たい塩味です。冷やし中華とは異なり、ゴクゴクと飲めるタイプです。

冷たい鶏塩スープは珍しいですね。おろし生姜がちょっぴり入っていて、清涼感がプラスされています。一方、ネギ油も浮かんでいて、コクもプラスされています。

具は、野菜系が、水菜にたっぷりの白髪ネギです。

具の冷製ワンタン、小さいですが、2個入りです。

冷やし麺でワンタンは、ありそうで意外となかったかも知れません。

ワンタンの具は、鶏挽肉です。

ツルッと美味しくいただけます。

白髪ネギを除けると、チャーシュー登場です。

モモ肉チャーシューで、しっかりとしたお味でした。
冷やしに合うように、ラーメン用のチャーシューとは変えていると思われます。

麺は、中太縮れ麺。冷やしとしてはしっかりと太目です。

スープの絡みよく、これも美味しい麺です。

見た目のインパクトは少ないですが、味のレベルは高くさすがと思わせるものでした。
何度も訪れているお店ですが、改めて実力の高さを垣間見ました。
欲をいえば、白髪ネギが多くって人に、よっては辛さを感じるかも。
あと、このお店の名物、巨大メンマは冷しでは省略でした、残念。

次回訪問時は、絶品のレギュラーメニューをレポートしまーす!

店主のブログ「渡辺樹庵のここだけの話」、天才の素顔・本音が面白いです。

渡なべ

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