今日(7/12)にやって来たのは、赤坂にある鴨シャブ専門の料亭です。
お店の名前は、「鴨シャブ竹亭赤坂店」です。昭和56年創業、名古屋本店の料亭で、東京赤坂は支店になります。
夜のメニューは、鴨シャブのコース(6,300円より)とゴージャスですが、ランチタイムと夜にも自慢の鴨を使ったラーメンを提供しています。
赤坂店はビル地下1Fにあります。1枚目の写真は、B1F入り口前の看板です。
お店は、こんなビルにあります。ですが、他店ののぼりや看板が派手で、「鴨らーめん」の看板が極めて控えめなため、全く目立ちません。
最初は、なかなか入口が見つからず、周辺を徘徊してしまいました!
1Fから階下への降り口です。
「鴨シャブ鴨らーめん 一度は食べてみたい心の味」と書いてありました。後で調べたら、「鴨らーめん」は、こちらの登録商標だそうです。
階段の途中には、鴨をデザインした照明がお洒落です。
お店の前へ到着です。
赤坂の料亭ということで、緊張です。
入店後、カウンターへ。
いつもの卓上とはちょっと違う、テーブルの下からの照明が美しいです。
店内は、いかにも高級料亭といった感じの作りです。
間接照明が柔らかくホッとする空間です。
テーブル席もあり、くつろげる感じです。
メニューは、こんな感じです。
庶民のランチなので、ここは「元祖鴨ラーメン モモ」950円にしました。
さらに、「麺大盛または鴨味ごはんサービス」とのことなので、「鴨味ごはん」をお願いしました。
「鴨ラーメン」完成です。
まずは、器がとっても特徴的です。なんと八角形の丼です。真っ白な青磁の陶器で、鴨ラーメンのために特注したそうです(公式HPより)。
真白で、料理の色が冴えます。また、底が意外と深く、スープがたっぷりと入っています。
ラーメン、上からのショットです。
具は、海苔、ネギ、メンマ、味玉半個、鴨、チャーシューとシンプルです。トンブリかと思った粒状のものは丹波高山の山椒の実を佃煮風に炊いたものだそうです。
スープの色は半透明に見えますが、はんなりとした醤油味です。
お味も見た目通りというか、鴨のダシが柔らかく効いていて、しみじみとホッとする、あっさり優しい味わいです。
麺はクロレラ入りという極細麺。
スープの絡みがよくツルツルッといけます。クロレラ麺は、製法特許を取得済みだそうです。
チャーシュー代わりの鴨肉、ダシは出ていると思いますが、臭みなど全くなくあっさりで美味しいです。
メンマ、このラーメンの中で異彩を放つ大きさです。
これもしっかりと調理されているらしく、コリコリとした適度な歯ごたえで、お手本にしたい位です。
味玉、スープを邪魔しない薄味です。
箸休めに好適です。
サービスの「鴨味ごはん」は、竹の器でこちらの盛り付けも美しいです。
人参やごぼうの具と鶏肉の代わりに鴨肉が入っています。しっかりと鴨の旨みが沁みこんだ炊き込みご飯で、量もサービスにしては多めです。
ちょっぴりおこげもあり、これがまたウミュアーです。
ご飯の底には海苔が敷き詰められていて、最後はおむすび状にしていただきます。
お会計時、若女将さん(?)が大変丁寧にお見送りしていただきました。接客もやはり一流料亭の雰囲気です。
大満足で950円、これはむしろ激安です。次回は、「鴨ラーメン ロース1,800円」にチャレンジ、かなー!?
お店のHPは、こちらです。