今日(4/23)、会社帰りに蒲田まで足を延ばしてみました。

こちらは2001年オープンですが、とにかく型破りなお店です。
 ・ご夫婦で経営されているお店。
 ・営業時間は17:30~23:30
 ・でも、奥様しかお店に立たない。
 ・旦那様は、昼12時間かけて仕込みを行う。
 ・とにかく安い、ボリュームたっぷりでオープン当初は一杯450円。
  値上がりしたとはいえ抜群のCP。
 ・煩雑に味を変える。でもみんなウマい。
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興味津々です。

到着したタイミングで、たまたま1席空きました。ラッキー。でも後からあっという間に6人ほどの行列です。
人が押し寄せてきたため、食券機の撮影は断念です!

店内はこんな感じです。

ソウルフルというか、正にオヤジ系居酒屋の風情があります。

カウンター上、調度品の数々です。家系にも通じる賑やかさです。

オーダーは、らーめん 550円+半熟煮卵 50円にしました。
麺の量は普通で盛りで200g、オープン時からは値上がりしているのですがそれでも550円と激安です。

らーめん、出来ました!

ビジュアルは、正にワイルドそのものです。
見た目アブラギラギラで、大ぶりのチャーシューが3枚、海苔も3枚にほうれん草とネギ、横浜家系を彷彿とさせます。
常連らしき人は「ネギ多め」なんて注文をしてました。それアリ?
早速食べてみると、スープは意外なほどあっさりしています。むしろ味が薄く感じるほどです。
ただ、タレの味をディフォで薄くして素材の持つ味をダイレクトに感じさせる作戦のようです。
食べていて気づいたのは、大量のかつお節(花鰹?)が散りばめられていることです。このおかかが豊かな風味をプラスしています。また、大量の桜海老もスープの中を浮遊・沈殿しています。これも面白い味です。

チャーシュー、肉厚で食べ応えあり、おいしいです。

半熟煮卵、外側は茶色くなるまでタレが滲みているようです。これもいけます。

麺は極太で、まるでうどんのようでした。この麺が美味しい。後で確認したら大栄食品でした。

最初に味が薄いと感じましたが、別途卓上に「醤油ダレ」が用意されます。

これをかけるといわゆる「辛め」になります。しょっぱいので入れすぎ注意!です。

全体として、ジャンキーな見た目とは裏腹にあっさりスルスルといただけました。
お味、良かったです。

お店の方の、その接客、というかお客一人ひとりに対する挨拶、案内が大変丁寧でした。好感持てます。
ただ、超狭い店内で行列して待つのは、きっと大変。食べてる方も大変。多分、店の外で長い行列は近隣へのご迷惑ということでしょうか?

ラーメンは、ちょっと他に無い個性的なオリジナリティ溢れる一品です。
店内に人をつめ過ぎを改善できれば、かなりの高得点です。

食べ終えて、帰り道飲み屋・小料理屋の看板・提灯に後ろ髪ひかれました。

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